こんにちは!パリ子です。
先日、佐藤亮子さんの【灘→東大理Ⅲの三兄弟を育てた母の秀才の育て方】を読みました。
佐藤ママとは
説明するまでもないかもしれませんが、ご自身の三男一女のお子さまが全員東大に合格するという偉業を成し遂げたママ。
その教育方法は独特で、子どもが完全に”勉強だけ”に集中できる環境を作り上げるべく、子どもの学習環境にがんがん踏み込んでいくスタイルです。
私が初めて佐藤ママを知ったのは、テレビ番組の特集だったと思うのですが、中学生や高校生になっても、勉強の計画を、母である亮子さんが組んであげている姿を拝見し、「そこまでやるのかー!」と衝撃を受けたのを覚えています。
賛否両論ある佐藤ママですが…
私は好きです(^^)
特に、佐藤ママの本を読んでから、テレビで見ていたガツガツしたイメージがガラリと変わりました。
ガツガツも好きなんですけどね。
本を読んでみて、やはりテレビというのは視聴者の目を引くように、「激しめ」のところを敢えてピックアップしているんだなと感じました。
テレビだけの印象だと「子どもが東大に入るためなら何でもするざます!」という印象も確かにありました。
しかし本を読んでみると、実際には、お子さんの可能性を信じているからこその、重箱の隅をつつくレベルの細かいところまでの「気配り・心配り」の方なのだと感じられました。
子育てをする上での覚悟
うちには1歳半の元気盛りの娘がいます。
日曜日の夜、私は毎週のようにあることを思います。それは、
「今週こそは毎朝8時に家を出発して支援センターへ行こう!」
ということ。
しかし、何やかんやで出かける時間が10分遅くなり、20分遅くなり…何なら「もう今日は支援センターじゃなくていいや。近所で遊ぶことにしよう!」と自分に都合よく気持ちを切り替え、その小さな目標さえ達成できないことが多々あります。
今は、別に行っても行かなくてもよい支援センターなので誰に責められることもないのですが、このままでは、たとえば小学生になって「毎日計算ドリルをがんばろう」と決めたときにも「もう今日はいいか~」となってしまうような気がするのです。
親の覚悟が試される「子育て」
何となく分かっていたような、気づかないふりをしていたような、そんな感覚なのですが、やはり
子育ては親の覚悟次第だな
と、この本を読んで改めて痛感しました。
朝8時に出発すると決めたら何が何でもそうする。
そのためには、子どもがひっくり返したお茶碗を片付ける時間や、せっかく来たのになぜか脱いでしまった服をまた着せる時間、そういうことも加味して時間の計算をしておくこと。
当たり前すぎることなのですが、「まだ幼稚園に行っているわけでもないし」と言い訳している私。
そんな「今日は仕方ない」「今日は特別」といった甘えが佐藤ママにはありません。
その小さな積み重ねが結果として、素晴らしい実績につながっていったのだと感じます。
心に残ったこと
当初、こちらのブログで、この本を読んだ件について書く予定はありませんでした。
しかし、読んでから数日たった今でも1点だけ、猛烈に心に残っていることがあります。
子育ての合間にさらーっと流し読みした中で、いつまでも心に残っていること。
それこそが私にとって今一番必要なことだと思うので書きとめておきたいと思います。
「ちょっと待って」と言わない
実は私、夫にこれを言われたらイラっとします。
何かの作業をしているときに、突然話しかけられたら手が離せない、というのはもちろん頭では分かるのですが、なんだか言われて気分がいい言葉ではないんです。
な・の・に!
子どもには言ってしまっているんですよね。反省。
揚げ物の途中や、洗いもので手が泡アワのときなど、ついつい言ってしまうのですが、今後は意識してこの発言をやめようと思います。
言葉を言わないだけで、結果的に「ちょっと待って状態」になってしまうこともあると思うのですが、まずは言葉から始めようと思います。佐藤ママは
子どもが子どもでいるときはほんの一瞬。料理が焦げてダメになってしまっても気にしません。
とおっしゃいます!
この清々しいほどの思い切りの良さ!見習います。
小さいお子さんのママにも読んでほしい!
タイトルからして、中学生や高校生の保護者の方を対象とした本かなと思われがちですが、逆に、大きくなってからでは間に合わないような内容も多々ありました。
なので、お子さんがまだまだ小さいママさんにも是非手にとってみてもらいたいです。
私も今の時期に読んでおいて良かったと思います。
佐藤ママ方式を、取り入れる・取り入れないは別としても、子育てのヒントになることがたくさん書かれていますよ!
私は子育てをしたくてしたくて子どもを産み、仕事をやめ、今の生活があります。にもかかわらず、日々のあれこれに追われ何となく一日が過ぎてしまう日も多く…。
でも私が今いちばん一生懸命になるべきは子どものこと。
それを見失わないように子どもと向き合っていきたいと思います。
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