赤ちゃんも大人も一緒に食べられる万能ごはん、重ね煮の作り方を紹介します!

こんにちは!パリ子です。

子どもの食生活は大事にしたい!

でも何かと慌ただしい毎日、キッチンにばかりこもっていられない…そんな葛藤に悩んだことはありませんか?

私はもともと、食べることも料理をすることも好きなのですが、それでも子どもと過ごす日々の中、疲れきってしまい

「あぁ、今日はごはん作るのしんどいなぁ」

ということもしばしばあります。

そんなとき、時間をかけずに栄養満点のごはんを作れたら言うことなしですよね!

今日は離乳食や幼児食をはもちろんのこと、大人の一品にも活用できちゃう、超オススメ万能料理をご紹介したいと思います。

 

その料理とは…ズバリ

重ね煮(かさねに)です。

なぜ子育てママさんにぴったりなのかも含めて詳しくご紹介していきますね!

重ね煮ってなに?

その名の通り、野菜を

「重ねて」から「煮る」料理のことです。

調味料は塩のみ、それもほんの少し使うだけなのですが、

重ねて煮ることで、それぞれの野菜から出たうまみが引き立て合い、とても野菜だけからできているとは思えないほどの深みのある味を作りだしてくれるんです。

もちろん、どんな野菜でも作ることができるのですが、基本の重ね煮は「しいたけ」「たまねぎ」「にんじん」の3つを重ねて作ります。

重ね煮を実際に作ってみます!

準備するもの

今回は、しめじ、たまねぎ、にんじんの基本3種類に加えて、キャベツも入れます。

主に幼児食に使うこと、そして時短目的で今回はフードプロセッサーを使って簡単に作ってみました。

重ね煮の作り方

①ふたのできるお鍋の底にパラパラと塩をふります。

今回は「チベットの雪華」という塩を使いました。

②それぞれの具材をフードプロセッサーで細かくして、順番にお鍋の底から順番に重ねていきます!

ざっくり言うと工程はこれでほぼ終わりです!

 

しめじをくだいて…

↓ 鍋底に敷きつめます。

 

キャベツもくだいて…

↓ 重ねる

 

玉ねぎもくだいて…

↓ 重ねる

 

にんじんもくだいて…

↓ 重ねる

 

そして最後にもう一度、

「おいしくな~れ」と念じながら

塩をパラパラ~と振ります。

これは私がぶりっこだからというわけでは決してなく、これこそが正式なやり方なんです。

ここの手順は恥ずかしがらずに、だまされたと思って(←)是非とばさずやってみてください!

準備や手順自体はとても簡単な重ね煮ですが、ここで「おいしく出来上がりますように」と一呼吸して野菜に思いを馳せることにより、とても丁寧に料理をしている気分になって、テンションが上がります。

もちろん、本来の目的であろう、食べ物に感謝し、野菜たちにより力を発揮してもらうという効果も生まれることでしょう。

 

そしてふたをして

 

弱火でじっくり15分程度火を通します。

※水分を含まない野菜のときなど、焦げ付きそうな場合は多少の水を足しても大丈夫です。

今回は新たまねぎが入っていたので、水はまったく入れていません。

重ね煮の完成!

ふたを開けてみるとこんな感じです。とっても簡単でしょう?

写真では見えづらいかもしれませんが、かさが半分くらいに減っているのが分かりますでしょうか?

 before

 after
一番上のにんじんを食べてみて、火が通ってほっくりしていればOKです。

味も、余計な水分で「茹でて」いないのでとーっても甘みが出ています。

 

これが重ね煮の断面図だ!

今回は新たまねぎを使用したのでかなり水分が出ています。

 

私は最後に全体をざっくり混ぜてもう一度ふたをしてさらに10分程度蒸らしています。

 

離乳食にした娘の反応は?

うちの娘はおかゆ以外では、この重ね煮が離乳食のスタートだったのですが、このままの状態でパックパク食べます。

野菜の種類や組み合わせを変えることで、いろんなアレンジができるので飽きずに好んで食べています。

ゆでた野菜は、ものによっては食べなかった娘。

重ね煮も、はじめは「野菜だけだし、嫌うかな?」と思っていたのですが、食い付きが全然違いました。

同じ野菜を使っても、重ねるか重ねないかでこんなにも味が変わることは知ってはいましたが、こんなに小さい赤ちゃんでもその違いがわかるんだなと嬉しく思った瞬間でした。

まだ出汁を使いたくない初期の時期でも、野菜そのものが出汁の代わりのような役割をしてくれているので助かりましたし、楽ちんですよ。

大人用には

味噌汁

お椀にお好きな量の重ね煮を入れ、大さじ一杯程度の味噌を入れてお湯に溶かすだけ!

野菜のうまみがあるので、出汁をいれなくても深い味わいの味噌汁が簡単に楽しめます。

(味噌汁づくりがなければ、夕食作りが結構時短になるのになぁと思うのは私だけでしょうか…笑)

 

ポテトサラダ

マッシュポテトを作って、お好きな量の重ね煮を混ぜ込むだけ!

幼児食にも使えます!

こってりポテサラがお好きな大人の方は物足りないかもしれませんが、もしマヨ味がほしい場合でも、キッチンでマヨネーズを混ぜ込んでおかなくとも、食卓で各自必要なだけかけてねスタイルでもいけると思います。

まとめ

「からだは食べたもので作られる」

だなんて、昔から何度も耳にしている言葉で、知ってはいるものの、その意味を深く考えるような機会なんてこれまでありませんでしたが、子どもを産んで、改めてその言葉の意味を考えさせられました。

 

だんだんと母乳を飲む量が増えていくにつれ伸びていく赤ちゃんの体重。

私の場合はですが、脂っこい物を食べると赤ちゃんの肌にも湿疹ができてしまったこともありました。

 

・・・そんな光景を目の当たりにし、

「あぁ、口にするものって本当に大事なんだな」

と改めて実感させられました。

 

出来る限り体にやさしいものを食べさせたい。そう思っているママさんは多いと思います。

簡単にできて、体にもやさしい、そして大人の一品にもなる!

そんな重ね煮を、ぜひ活用してもらいたなと思います!

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