ブログを始めたいと思った理由。

おひとりさま大好きの私が初めて
「育児を語れる場所がほしい」と思った

独身時代の私はおひとり様上等！といいますか、あんまり「あ～困った！誰かに聞いてほしいな」と悩むことがほとんどないタイプの人間でした。裏を返せば「わたくしめのつまらない悩みを人様のお耳にお届けするのは申し訳ないな」という一見卑屈ともとれる感情があったりもするのですが、基本的には自分で解決できてきたというか、悩む暇があったら動け！タイプなので、そんなに悩むこともないし、その悩みで人に相談ということもほとんどありませんでした。

娘が生まれてみて

子どもが生まれる前後から、きたるべき子育て生活に備えて、いろんな本やネット記事を読み、私はいわゆる「自然派」と呼ばれる子育て方法に興味を持ちました。布おむつを使うことであったり、「おむつなし育児」というやり方を知ったときには目から鱗でした。また、いわゆる「西原式」と呼ばれる離乳をなるべく遅らせることや、食べ始めた後も、ベビーフードに頼らない食生活であったり、むやみに砂糖の入ったお菓子を与えるのではなく、そのときどきの季節に応じた安全な食材でごはんやおやつを作ってみたり・・・などなど。

・・・以上！なんです。私が興味持ったの…。

えぇ、実際の私の育児は「自然派です♡」と名乗るなんておこがましすぎるレベルだったのです。

そんな育児ではかわいそうといわれた日

ちょっと脱線しますが、私が「母」という立場になって一番おののいたことがあるんです。

「母」業界に飛び込むまでは想像すらできなかったことなのですが、育児という場面では「こうあるべき！」論者がたくさん現れるなと思いませんか？

たとえば友達でもなんでもない25歳くらいのＯＬさんに対して「その洋服、似合ってないよ～」という人はなかなかいないと思うのですが、こと子持ちママに対しては「あらあら、靴下もはかせてもらえてなくて寒そう～」などなど。

家を出た時は履かせてたんですよ…でもいつの間にか脱げちゃってて…だからもう一回履かせたんですけどね、嗚呼、今度は自分でひっぱって脱いじゃったかぁ～というその瞬間に。

だいぶ脱線しました。すみません。
そしてあるとき、支援センターでこんなことがありました。

おやつタイムに干し芋を与えていた私に何かを感じ取ってくれたママさんが話しかけてくれました。初対面ながら話が盛り上がったのですが、そのママさんはきっちり自然派を実践されているということで、あれこれとダメ出しされてしまいました（涙）

この感情を誰かと共有したいと初めて思った

ママさんにダメ出しされて悲しかった感情じゃなくて、同じくらいの感覚で育児をしているママさんに出会って語ってみたいなと思ったんです。

もちろん、普段の生活の場であるリアルな世界で同じ感覚の持ち主とだけ接したい！とかそんなことはなく、私も娘もいろんな考え方の方と接していろんなことを学びたいと思っています。

でも、この広い世界の中で「似たような人」っているんじゃないかなと思ったんです。

せっかくこうしてＳＮＳ等で近くにいない人とでもつながりを持てる時代に、一歩を踏み出さなかったがために、会えるはずの仲間に会えないってすごく勿体ないことじゃないのかなって。だから細々とでも発信をしていくことで、まだ会ったこともない仲間に会うことができたらいいなと思ったんです。
上で「こうあるべき論者」がたくさんいると書いたのですが、それはみんな必死で子どものことを考えているからこそのことだと思うんです。でもリアルな世界では「私、こういう育児を頑張ってます！」ってなんか言いにくい。みんなで謙遜し合っている場面が多い気がします（笑）だからこのブログでは、自分の経験を成功も失敗もつづっていけたらいいなと思っています。

と、熱い想いを秘める私の背中を押してくれたのは！

ご存知、おひるねブロガーこと、ぽてこ師匠です！偶然ブログ講座の告知を拝見し、ビビビっときて（←）すぐに参加表明させていただきました。そして手取り足取り丁寧に指導してもらって、育児中にくすぶり続けていた想いが、こうして形になって世に出ることができました！

ぽてこさんの第一印象ですが、やはり「結果を出されている方は仕事が早い！」ということ。初めてコンタクトをとらせてもらったとき、それこそ講座の申し込み連絡が殺到している時間だったと思うのですが、驚きの速さで返信がきてびっくりしながらも、とても嬉しかったことを覚えています。この思いがこのブログのスタートなので、いつも「完璧なものができるまではまだちょっと・・・」と思ってしまいがちな私なのですが、とにかく形になってもならなくてもどんどんやる！ということをこのブログでは大事にしようと思っています^^